俳優のヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman, 46)が、SNS上でジム・キャリー(Jim Carrey, 53)と対決し、「完敗」したと負けを認めた。
ことの発端はヒューが動画作成アプリ「Dubsmash」で作ったビデオをInstagramに投稿したのがきっかけだった。ヒューはこのビデオでジムが『マスク』で演じたキャラクターになりきり、その決めゼリフ「スモーキン!」(ゴキゲン!)を披露した。
するとジムも即行でTwitterに画像を投稿。フォークやナイフなどを指の間に挟み、ヒューが『X-MEN』シリーズで演じるウルヴァリンの鋭い爪を表現してみせた。
「本物のヒュー・ジャックマン、なかなかやるな。今度はオレがあんたの最も有名なキャラクターをネタにするのを見てもらおう」とジムはジョークを飛ばした。
ヒューは反撃の手段を失ったのか、ジムにこう返事するのが精一杯だった。「ジム・キャリーにしてやられた! やるね」とヒューはTwitterに書き込んでいる。
ヒューがさらなる隠し芸を披露するのではと期待していたファンにとっては残念な結果となったが、次は歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry, 30)との対決が期待できるかもしれない。ヒューはDubsmashでケイティにも挑んでいる。公開した動画では彼女の大ヒット曲「ティーンエイジ・ドリーム」をモノマネで熱唱し、その大げさな顔の動きでファンを笑わせた。
「大したことじゃない…ケイティ・ペリーのモノマネをしているだけさ! まさに10代の夢を体現しているよ!!」とヒューはInstagramにアップした動画にキャプションを添え、ケイティにタグを付けた。
ケイティからのリアクションはないが、ジムより上手にウルヴァリンのマネを披露する姿は想像できない。
ヒューは今もウルヴァリン役を続けており、『X-MEN』シリーズシリーズ最新作『X-Men: Apocalypse(原題)』は来年、ウルヴァリンを主人公とするスピンオフシリーズ第3作の続編も2017年に公開される。
しかしこの第3作でヒューはウルヴァリン役から卒業する。
「最後にするべき時が来たと感じたんだ。正直に言うと、もう17年間もやってきた。これほど長く続くとはみじんも思わなかったし、このキャラクターを演じるチャンスを与えてくれたファンに深く感謝している。最後の作品をどんなものにするのかについては、ちょっとしたアイディアがある。ラストを飾る完ぺきな形になると思うよ」とヒューは語り、ファンを落胆させた。
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