女優のジェニファー・ローレンス（Jennifer Lawrence）が、米Forbes誌が選ぶ2015年度「最も稼いだ女優」ランキングでトップになった。
『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるジェニファーは2010年の『ウィンターズ・ボーン』でブレイクして以来、数々の話題作に出演を重ね、そのスターパワーでハリウッドで最も忙しい女優の1人になっている。過去1年間に税引前で5,200万ドル（約64億円）もの収入を稼いだ。
しかしこれほどの収入を得ても、ジェニファーはいまだに_服にお金をかけすぎだと小言を言われているらしい。
「そんなの、あまり実感はないわ」とジェニファーは英Empire誌に、2013年と2014年に2位だった長者番付の感想について語っている。「あんな数字は計算できるものじゃない。2日前に父からメールがあって、600ドルのシャツを買ったのを怒られたわ。だから変な意味で何も変わっていないの」
ジェニファーの超高収入は、今年は2位につけたスカーレット・ヨハンソン（Scarlett Johansson）に1,600万ドルもの差をつける結果となった。スカーレットは2014年9月に第1子ローズ（Rose）ちゃんを出産しているが、稼ぐ力は衰えることなく、この1年間で3,550万ドルの収入を得た。
3位は2,300万ドルのメリッサ・マッカーシー（Melissa McCarthy）で、2,000万ドル以上の収入があったアメリカ人女優の最後の3人目となった。『Tammy（原題）』などの作品の評価は決して良くないものの、それでも大金を稼ぐ障害にはならなかったようだ。
4位に中国人女優のファン・ビンビン（Fan Bingbing）、5位にジェニファー・アニストン（Jennifer Aniston）がランクインし、ジュリア・ロバーツ（Julia Roberts）、アンジェリーナ・ジョリー（Angelina Jolie）、リース・ウィザースプーン（Reese Witherspoon）、アン・ハサウェイ（Anne Hathaway）、クリステン・スチュワート（Kristen Stewart）らでトップ10を占めた。昨年トップだったサンドラ・ブロック（Sandra Bullock）は今年は15位となった。
ハリウッドのトップ女優が圧倒的な額の収入を得ているとはいえ、男優に比べるとかなり見劣りする。
『アイアンマン』シリーズで知られる俳優のロバート・ダウニーJr.（Robert Downey Jr.）は過去1年間で8,000万ドルを稼ぎ、3年連続で首位をキープした。2位につけたのは_5,000万ドルのジャッキー・チェン（Jackie Chan）で、ヴィン・ディーゼル（Vin Diesel）、ブラッドリー・クーパー（Bradley Cooper）、アダム・サンドラー（Adam Sandler）、トム・クルーズ（Tom Cruise）らもそれぞれ4,000万ドル以上の収入を獲得している。
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