モデルのエミリー・ラタコウスキー(Emily Ratajkowski, 24)は、同じく人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne, 23)が女優として活動していることを熱烈にサポートしている。
お互いにスーパーモデルとして活躍する2人は、それぞれ話題の映画に出演しており、カーラは最近、女優活動に専念するためモデル業界を去ることを考えていると明かしている。
『ゴーン・ガール』に出演したエミリーには、なぜカーラがモデルから女優に転身したのかが理解できるという。
「それぞれの経験はどれも違うと思う」とエミリーはエンターテイメント情報サイト「ET Online」に語っている。「演技がずっと創造的な充実感を与えてくれるのは間違いないし、カーラはとてもクリエイティブな人だと思う。それは私も同じで、もっと充実させたいの」
『ゴーン・ガール』でベン・アフレック(Ben Affleck)の恋人を演じた後、エミリーは役者なら誰もが望む役を獲得した。米人気TVシリーズ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」の劇場版に出演するほか、ザック・エフロン(Zac Efron)と共演する最新作『We Are Your Friends(原題)』の撮影にも参加している。
一方、最新作『Paper Towns(原題)』に出演しているカーラは英The Times紙とのインタビューで、モデル業界で女性がさらされる問題には「胸がムカムカする」と語り、それが理由でモデル業界を去ることを決めたと話している。
しかしエミリーは、ハリウッドも同様の問題を多く抱えていると確信している。
「どっちの業界でもプレッシャーは同じ。『体型を維持しなさい』とか、そういうことよ」とエミリーは説明した。「それに、自分をよく知ることも大切だと思う。必ずしもカーラというわけじゃないけど、海外に出たり、業界に期待を持ちすぎたりしたままモデルとしての仕事を始める若手には、道を見失ったり、業界に絡めとられたりする人が本当に多い。私はいつもいい人たちに囲まれて本当にラッキーだった」
カーラはThe Timesとのインタビューで、ファッション業界で経験したことの中に、感情的にひどく傷つくこともあったと明言している。
「モデルの仕事をしていると、しばらくして心に少し穴が空く感覚がしたわ」とカーラは指摘した。「人として成長することがまったくなかった。そして自分がまだまだ若いことを忘れた時もあったわ。すごく年寄りになった気分だった」
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