俳優のマイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)はセックス・シーンを演じる前には面白いジョークを考えるようにしている。
マイケルはこれまで『悪の法則』や『SHAME -シェイム-』といった映画でその種のシーンを数々演じてきた。撮影現場では緊張をほぐすことが重要で、経験豊かなマイケルはそのためにいくつかの秘策を用意している。
「こういったシーンを演じるときはいつも恥ずかしくなるんだ。そこをわかって欲しいね」と独版Glamour誌に打ち明けたマイケル。
「緊張感を解きほぐして克服する唯一の方法がユーモアなんだ。撮影当日にはすごく笑えるジョークを用意するのさ」
今では気まずい時間を克服する技を身につけたマイケルだが、性について学ぶ必要があった頃はHなビデオに手を伸ばしたこともあるという。
「必須のポルノビデオがあったんだ」と認めたマイケル。「友達の家に泊まりに行くと、友達の親は出かけていて、僕らはビデオ店に行った。そこに何時間もいて、『あれはどうだ?』『どれ?』『あそこにあるパッケージがイカしたやつさ』なんて延々と議論していた。そんなことばっかりしていたよ!」
今後公開される映画では、マイケルは熟練したセックス・シーン以外の演技も披露する予定だ。映画『Steve Jobs(原題)』では主演を務め、来年劇場公開予定の『プロメテウス』の続編では前作に引き続きロボットのデヴィッド(David)を演じている。
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