R&B歌手のクリス・ブラウン(Chris Brown, 26)が、ようやくフィリピンを出国できたようだ。
クリスは昨年の大みそかに同国でコンサートを予定していたが、パスポートが見つからなかったという理由でキャンセル。先週にコンサートを行った後で出国を止められ、3日間も足止めを食らっていた。大みそかのコンサートを企画したのは影響力のある宗教団体のメンバーで、クリスが21日にコンサートを行った後に詐欺で告発した。
クリスには出国を認める許可が与えられ、入国管理局のエレイン・タン(Elaine Tan)広報官が状況を説明した。
「(出国許可が与えられたのは、(22日に発行された出国阻止リストでクリス・ブラウンに_)それ以外の疑義を示す記録がなかったことが証明されたためです」
「出国手続きは空港で入国管理官が行います」とタン広報官は米The New York Post紙のゴシップサイト「Page Six」に語っている。
クリスは出国許可を記者たちが待ち構えていた入国管理局のメインオフィスの外ではなく、エクステンションオフィスで受け取った。
クリスは飛行機に向かう姿の写真をInstagramに_アップし、その夜に中国で行うコンサートに期待してほしいとファンに呼びかけた。
「マニラ、楽しかったぜ。みんな愛してる。マカオにも来て、今夜のパーティーを楽しんでくれ。必ず来てくれよ!」とクリスはキャプションを添えている。
またクリスは先週、両ひざをついて出国を求める新たな動画も公開した。「オバマ!!!!!!!!!!」と米大統領に助けを求めるキャプションが添えられていたが、この動画はその後、削除されている。
クリスはフィリピンでトラブルに見舞われる前の週、カリフォルニア州の自宅に銃を持った強盗団が押し入り、おばを銃で脅すという事件に見舞われた。犯人はクリスの知っているグループだと言われている。
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