ラップ歌手のミーク・ミル(Meek Mill)は今後、トロントでは「招かれざる」客になったとノーム・ケリー(Norm Kelly)市議が主張している。
同じくラップ歌手のニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)と交際中のミークは21日夜、Twitterでカナダ出身のラッパー、ドレイク(Drake, 28)を批判した。
ドレイクはトロント出身ということもあり、ケリー市議は同郷の仲間のために立ち上がった。
「ミーク、君はもうトロントでは歓迎されない」とケリー市議は翌22日にツイートした。
もちろん市議がジョークを言っているのは確かで、ミークがドレイクをディスったからといってトロント市に入るのを合法的に禁じることはできない。
ミークはドレイクがゴーストライターを雇って歌詞を書かせていると侮辱した。
「ウソだらけだ。2日でその正体を暴けるぜ!」とミークはツイートし、さらに批判を続けた。「オレをドレイクと比べるのもやめろ。あいつはラップを自分で書いてないんだ! だからあいつはオレのアルバムをツイートしない。オレたちが気づいたことを知っているからだ!」
しかしミークがラップ界で非難しているのはドレイクだけではない。他にも複数のラッパーがゴーストライターを使っていると批判した。
「このネコ野郎どもとオレを比べるな。あいつらも自分でラップを書いていないんだぜ…大笑いだ」とミークは強調し、歌詞に真剣に向き合っているのはほんの一握りの仲間たちだけだと続けた。
「ケンドリック(・ラマー、Kendrick Lamar)とJ・コール(J. Cole)は、方向性が違ってもラップの書き方をよく知っている」
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