GLAM Editorial

2015.07.24(Fri)

トランスジェンダー女優のラヴァーン・コックス、ケイトリン・ジェンナーは「ステキな女性」と感動的な初対面を振り返る

ラヴァーン・コックス

 米ネット配信ドラマ『オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち』で知られるトランスジェンダー女優のラヴァーン・コックス(Laverne Cox)が、性転換プロセスを終了して女性となったケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)のことを「ステキな女性」だと話している。

 ラヴァーンは19日、ケイトリンの新リアリティ番組「I Am Cait」の特別試写会で以前はブルース(Bruce)の名で米リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」にも出演していたケイトリンと初対面を果たした。

 共にトランスジェンダー界のアイコン的な存在となった2人はすぐに意気投合し、良い時間をすごしたようだ。

 「最高だったわ」とラヴァーンはジェームズ・コーデン(James Corden)が司会を務める深夜トーク番組「The Late Late Show」で熱く語った。「何度か電話で話したことはあったの。実は(スポーツ選手に贈られる)『ESPY賞』授賞式で彼女がスピーチを披露した翌日にも電話で話したわ。彼女は本当にステキな女性で、家族を愛している。でもこれまでずっとパパラッチに追いかけ回されてきたことを考えると、彼女の人生がうらやましいとは思えないわ」

 ラヴァーンとケイトリンはお互いに共感の気持ちを公言してきた。エミー賞にもノミネートされたラヴァーンは、先月米Vanity Fair誌の表紙を飾ったケイトリンについてブログに感動的な書き込みをしている。

 7月26日から米E!系列で放映される「I Am Cait」のファンの期待を高めるため、ラヴァーンは初回の秘密を明かした。ケイトリンがどれほど日常的に注目を集めているのかが何よりも見所だという。

 「放送初回で、彼女はパパラッチをまくために車を何度も乗り換えなくちゃいけないことが分かるわ」とラヴァーンが驚きを語っている。「正気とは思えない人生だわ」

 「人に知られないように性転換するのは不可能だったし、彼女はとても雄弁で美しく、大々的な形でやり遂げた」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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