GLAM Editorial

2015.07.01(Wed)

エミリア・クラーク、下手な運転が新『ターミネーター』の演技に貢献!?

エミリア・クラーク

 人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる英女優のエミリア・クラーク(Emilia Clarke, 28)は、運転が下手なことが新作映画では役に立ったと考えている。

 エミリアは『ターミネーター』シリーズ第5作『新起動/ジェニシス』で主役の1人として出演。人気シリーズの撮影を大いに楽しんだという。幸い、エミリアのある特徴が役に必要な要素にぴったりと一致していたようだ。

 「アメリカ人を演じているの。そうすると余計に映画らしくなる。最高の作品だし、スケールの大きな映画だった。バカだと思われるかもしれないけど、今まで気づかなかったことに気づかされたの。アクション映画を観ていると、『面白い、特撮ね』と思うものだけど、実際に出ると、『えっ、本当に逃げて銃を撃つんだ、すごい』と感じたわ」とエミリアは英ラジオ局「BBC Radio 1」の番組「Breakfast Show」で笑った。「いくつかのスタントは実際に自分でやったの。もともと運転は本当に下手だったから、前にある車全部にぶつかっていくシーンはリアルかもしれない。筋は通っているわ」

 エミリアはシリーズ第1作と2作に登場するサラ・コナー役を演じ、かよわい女性から一人前の戦士へと成長する。出演後に状況がどう変わるのかをよく考えたかと周囲から言われ、深く考えずに飛びついたのはナイーブすぎたかもしれないとジョークを飛ばした。

 『ターミネーター』シリーズには熱狂的なファンが多く、その理由はアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)によるものが大きい。アーノルドはシリーズ前作には出演しなかったが、本作ではサイボーグとして復活。エミリアはアーノルドとの共演の1秒1秒を心から楽しんだようだ。

 「人を笑わせるのが大好きで、すべてを軽く受け流す、セットではとても貴重な存在だわ」とエミリアは熱く語った。

 エミリアとアーノルドは現在、プロモーション活動で各地を訪れているが、エミリアにとっては少しつらい場面もあるようだ。先日、転んだときにお尻の骨にヒビが入るケガをしたため、今は松葉杖が欠かせない。しかしプロモーションツアーが終わるまでに、どうしてケガをしたのかをドラマチックに語れる方法を見つけたいとも話している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

OTHER ARTICLES

Other Articles

おすすめ記事

RECOMMEND

Recommend