英人気歌手のリタ・オラ(Rita Ora, 24)が、問題児として知られる米R&B歌手のクリス・ブラウン(Chris Brown, 26)のことを善人だと擁護している。
リタは最近、クリスとコラボしてレコーディングを行っており、トラブルを連発した過去は気にならないと話している。
クリスは2009年、当時交際していたR&B歌手のリアーナ(Rihanna, 27)を殴るなど暴行を加えた。ひどく腫れ上がった顔のリアーナの写真は世界に衝撃を与えた。しかしこの事件でリタがクリスに対する考えが変わることはないようだ。
「クリス・ブラウンは強く、パワフルで、個人的にも仕事上でも大切な存在」とリタは英The Sun紙に語っている。「差別や他人がどう思うかについて? すばらしい曲を作るなら、そんなの誰も気にしないわ」
「違うレベルで愛情を持っている。彼が周囲をどう扱っているのかは見てきたし、善人で良いハートを持っている、家族思いの人だわ」
リタはキャリアを通じ、その挑発的な容姿やジェイ・Z(Jay Z)のレーベル、ロック・ネイションと契約した点などを含め、リアーナと比較されることが多い。
リアーナは事件後もクリスと復縁と破局を繰り返したが、昨年以降はそうした関係の噂も途絶えている。リタの今回のコメントをどう受け止めているのかは不明だ。
「私たちがとうとうコラボしたことは本当にステキなこと。だって、過去に何があろうと、この曲は本当にすばらしいものだから」とリタはコラボ曲について語っている。
The Sunは今月、リアーナはリタのことを信用できず、クリスとの新曲でアメリカでも人気歌手になれるとは限らないと考えていると伝えた。
「リアーナは以前からリタのことを警戒していた。イメージが似ているし、音楽的にも大きな違いはない。クリスとの曲は良くできていて、大ヒットは固い。リタにとって最高のものに仕上がっているし、アメリカでも成功するだろう」とある事情通は語っている。
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