俳優のクリス・プラット(Chris Pratt, 35)は、仕事で休みをとらなければ結婚を「失う」と心配している。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などで知られるクリスは最近、話題作への出演が続いている。最新作『ジュラシック・ワールド』が8月に日本でも公開されるほか、『荒野の七人』のリメイク版や新SF映画『Passengers(原題)』への出演も決定している。
しかしどんなに仕事が立て込んでも、家庭生活を犠牲にしないことを決めているようだ。妻アンナ・ファリス(Anna Faris)との結婚の方がはるかに大切だからだという。
「3本目の映画が終わったら、どうしても休暇をとるつもりなんだ」とクリスは米USA Today紙に語っている。「じゃないと結婚を失ってしまう。もし他の仕事が来ても、休暇をとって、ドラマ(米CBSの『Mom』)の仕事をしている妻をそばで支えるつもりだよ。妻が仕事で全力を尽くして、家では息子の育児をしているのに、僕は同じ州にいないんだ」
約6年前に結婚したクリスとアンナは、息子のジャック(Jack, 2)君をさずかっている。
育児と仕事をどうやって両立させているか質問されたクリスは、その質問に感銘を受けた。
「聞いてくれてありがとう。今までそれを質問されたことがなくてね。妻はしょっちゅう聞かれているけど」とクリスは話している。「一番の焦点はスケジュールなんだ。すべてを細かいところまで考え抜いて予定を作っているよ。基本的に、何の予定もない空白を作らないようにしている。アンナとジャックのそばにいる時間を最優先にするんだ」
「アンナに頼み込んで、『Mom』の仕事で1週間の休みがあるときは、基本的に3週間ごとに撮影現場に来てもらっているんだ。小さな子どもを連れて会いに来てくれる。育児では夫婦で犠牲を払う覚悟をする必要がある。どうしてもやりたい仕事でも、断る必要があれば断るということさ」
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