俳優のブルース・ウィリス(Bruce Willis)と女優のデミ・ムーア(Demi Moore)元夫妻の長女で女優のルーマー・ウィリス(Rumer Willis, 26)は、その容姿をネット上でたたかれることが多い。先日にはダンスコンペティション番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」シーズン20で見事優勝したにもかかわらず、そうしたイジメはなくなっていないようだ。
「『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』で有名になったくらいでイジメがなくなるわけがないわ」とルーマーは米版Glamour誌7月号で語っている。「番組が始まった後、ソーシャルメディアで毎日10人はブロックしなくちゃいけなかった。ほっといてくれないの」
しかしルーマーは否定的な人たちのせいで気落ちするつもりはない。たとえ侮辱されても、気高さを失うわけにはいかないようだ。
「今イジメに遭うと、他人のマイナス意見に気をとられては自分がみじめになるだけだってことを思い出すの」とルーマーは話している。「気分が落ち込み始めたら、一歩下がって『いいわ、今日は最高の気分じゃないけど、自分の考えを変えるために何ができる?』と考える。難しいけど、『自分はデブ』や『ブサイク』と言うのをやめて、『でも私にはこれがある』と思った瞬間、何かが変わるのよ」
しかしルーマーは、ハリウッドの超有名スターを両親に持ったことで、自尊心に関わる多くの問題に悩まされたとも語っている。世間の注目を浴びて成長してきたため、完ぺきでいなくてはならないプレッシャーにさらされていたようだ。
「私みたいに世間の視線を浴びて成長すると、何かバカなことをしたり、間違った発言をしたり、頭がおかしくなったりするのをみんなが注目するようになる」とルーマー。「私は容姿のせいでいつもイジメに遭ってきたから、体のイメージにはすごく悩まされた。お尻も胸も、引っ込んでいてほしかった。やせて中性的な容姿であってほしいと思っていた時期が長かったわ」
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