女優のメアリー・エレン・トレイナー(Mary Ellen Trainor, 62)さんが死去していたことが分かった。
ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)監督と2000年に離婚するまで、20年間結婚生活を共にしたメアリーさんは、カリフォルニア州モンテシートの自宅で亡くなったと米Hollywood Reporter誌が伝えた。
ルーカスフィルム社のキャスリーン・ケネディ(Kathleen Kennedy)社長が同誌に対し、メアリーさんが5月20日にすい臓がんの合併症で亡くなったと伝えたという。キャスリーンはメアリーさんの長年の友人で、2人ともサンディエゴ州立大学を卒業している。
メアリーさんは1985年の映画『グーニーズ』でウォルシュ夫人を演じた。また、『リーサル・ウェポン』シリーズ全4作のほか、1988年のアクション大作『ダイ・ハード』にも出演している。
彼女は以前、80年代に『グーニーズ』を撮影したときの思い出を語っていた。
「子どもたち(ショーン・アスティン、コリー・フェルドマン、ジェフ・コーエン、ジョシュ・ブローリン、ジョナサン・キー・クァンら)のいたずらね。みんなお互いを大好きだったわ」と彼女は2013年、エンターテイメント情報番組「Red Carpet News TV」とのインタビューで熱く語っていた。「(監督の)ディック(・ドナー)もそれを後押ししていたわ」
メアリーさんは息子アレックスとその恋人のカットに加え、母ジェーンやきょうだいのネッド、ジャック、バーバラ、キャロリンらを残して旅立った。
告別式は11日午前11時に行われる予定。今週末にはモンテシートの教会でも追悼式が行われる。
遺族はファンらのサポートに感謝する一方、花束を贈る代わりに、がんを患う子どもたちを支援する「テディベア・キャンサー・ファンデーション」や退役軍人を支援する「The Wounded Warrior Project」に寄付するよう呼びかけている。
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