女優のエリザベス・バンクス(Elizabeth Banks, 41)が、『ピッチ・パーフェクト』シリーズ第3作の監督を「かなり真剣に」考えている。
エリザベスは2012年の『ピッチ・パーフェクト』の続編『ピッチ・パーフェクト2』で監督デビューを飾った。その大ヒットを受け、エリザベスは第3作が実現する可能性が単なる夢物語ではないと確信している。
「私たちはその可能性を考えていて、しかもかなり真剣に考えているところなの」とエリザベスは最新作『Love & Mercy(原題)』のプレスツアーで米エンターテイメント情報番組「Access Hollywood」に語っている。「もちろん、まだ企画は動き出したばかりだけど」
『ピッチ・パーフェクト2』には第1作に出演したアナ・ケンドリック(Anna Kendrick)やレベル・ウィルソン(Rebel Wilson)、ブリタニー・スノウ(Brittany Snow)らが再登場した。エリザベスは、彼女たちが演じるキャラクターのストーリーをさらにふくらませるチャンスは大歓迎だと話している。
「観客に深く愛されたこのキャラクターたちと、もっと時間をすごしたいと思っているわ」とエリザベスは語った。
第3作が現実となった場合、エリザベスが再びメガホンをとるかどうかは不明だ。しかし今後、監督できるチャンスがあれば、どんな作品であっても非常に興味があると認めている。
「また監督できる作品を積極的に探しているところなの。この作品ではすばらしい経験をさせてもらったから」とエリザベスは最近、映画情報サイト「Collider」とのインタビューで心境を語っている。「すっかり骨抜きにされてしまったの。企画段階から夫と一緒に関わった仕事を、もう一度再現するのは本当に大変な作業だわ」
女優、そして監督としての輝かしいキャリアに加え、エリザベスは夫でプロデューサーのマックス・ハンデルマン(Max Handelman)との間にもうけたフェリックス(Felix)君とマグナス(Magnus)君の2児の子育てもこなさなければならない。エリザベスはColliderとのインタビューで、どうやってその2つを両立させているのか秘けつを明かした。
「よく眠っているの。時間のやりくりは生活で大事な部分よ。私は何においてもテキパキこなすタイプだから」とエリザベスは話している。「一度に複数のことはできないから、何をするにしても、やっていることに集中する。子どもと一緒の時は子どものことしか考えないし、監督をしているときは作品のことしか頭にないわ」
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