人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で知られる英俳優のキット・ハリントン(Kit Harington, 28)が、シリーズ最大のバトルシーンの撮影に圧倒された経験を振り返った。
キットは米HBOが放映する同シリーズでジョン・スノウを演じている。最新エピソード「Hardhome」ではジョンがバトルシーンの中心人物となっており、キットは米エンターテイメント情報番組「E! News」とのインタビューで、撮影の一瞬一瞬を楽しんだと語った。
「20分のシーンを、1ヶ月かけて撮影したんだ」とキットは説明した。「1ヶ月、丸1ヶ月だよ。1日1分とほぼ同じだ。それがうまくいったのは、僕にとっては重要で、大切なことだ。『ゲーム・オブ・スローンズ』のストーリーには大事な場面だからね。すばらしい仕上がりになっていると思うよ」
この戦闘シーンは同シリーズで最大規模のもので、ホワイト・ウォーカーたちが1,000人規模の亡者の軍勢を引き連れ、壁の北にある野人のキャンプを攻撃。迫り来る危険から野人を逃すため、壁の南にある安全な通り道を提案するために訪れたジョンがたまたまキャンプにいた時とタイミングが重なる。その後に血みどろの戦いと大混乱が続くが、キットはその様子が大迫力で描かれていると感じたという。
「本当に、本当に最高だった。誇りに思ったし、仕上がりに満足している。自分で自分をほめるなんてしたことはないけど、そうしてもいいと思ったくらいだよ。それだけ最高なんだ!」とキットは熱く語った。「エピソードが良いかどうかは実感として分かるものだ。そして昨夜は、シリーズで本当に、本当に、本当に最高のエピソードになったと確信したよ。『Hardhome』が作り出した結果は、最高にすばらしいものだと思った」
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