GLAM Editorial

2015.06.04(Thu)

ポール・フェイグ監督、女性版『ゴーストバスターズ』撮影開始直前になっても脚本を書き直し中!

ポール・フェイグ

 『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』などで知られるポール・フェイグ(Paul Feig)監督が、『ゴーストバスターズ』新作の脚本の手直しを今も続けていると告白した。

 ポールは80年代の大ヒット映画の新作を、メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)、レスリー・ジョーンズ(Leslie Jones)、クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)、ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)らオール女性キャストで撮影する準備を進めている。しかし撮影開始まで1ヶ月を切ったというのに、いまだに脚本の手直しをしているようだ。

 「なんで自分が今ここに座っているのか分からない。文字通り、控え室で脚本の書き直しをしているんだ」とポールはニュースサイト「Huffington Post」のオンライン放送「HuffPost Live」で語った。「すでに良い脚本があるのに、手直しがやめられない」

 ポールはケイティ・ディポルド(Katie Dippold)と共に新『ゴーストバスターズ』の脚本を執筆している。昨年8月に企画を発表した数ヶ月後、1984年のオリジナル版でメガホンをとったアイヴァン・ライトマン(Ivan Reitman)監督も続編を作ると明かし、チャニング・テイタム(Channing Tatum)とダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)が主役を務めると発表した。

 ポールは自身の女性キャスト版が男性キャスト版とライバル視されることに違和感を感じているが、アイヴァンのバージョンも応援していると語った。

 「チャニングは良い役者だし、すばらしいものになると思うけど、僕は(自分のバージョンに)集中する。 3週間で撮影が始まるんだ」とポールは話している。「アイヴァンや関係者が新作をやりたいと思っているのは知っていた。それは良いことだけど、ちょっと驚いた。誰も漏らすつもりがなかったリークだった」

 ポールは『ゴーストバスターズ』前2作を参考にする気はないとも強調した。2016年に公開が予定される自分の作品で、全く新しい世界を作り出すつもりでいるという。

 「僕たちの手で新しいものを作りたい。オリジナル(映画)には近づきたくないんだ。観客はリブート作品にうんざりしているからこそ、これがもっと良いやり方だと思うよ」とポールは力説した。「嫌いならそれで構わない」

 ポールは現在、メリッサやジュード・ロウ(Jude Law)、ローズ・バーン(Rose Byrne)、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)らが出演する新アクションコメディ映画『Spy(原題)』のプロモーションを展開中だ。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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