
ベテラン女優のジェシカ・ラング(Jessica Lange, 66)が、米リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」で知られ、性転換プロセスを終了したブルース・ジェンナー(Bruce Jenner, 65)に似ていると指摘されても余裕の対応をみせている。
元五輪金メダリストのブルースは1日、米Vanity Fair誌の表紙を飾り、ケイトリン(Caitlyn)という名前で女性としての公式デビューを果たした。
その後、ケイトリンの容姿がジェシカにそっくりだとTwitterで騒ぎとなった。しかしTVシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」などで知られるジェシカは、ファンの観察眼に感服したようだ。
米ニュースサイト「The Daily Beast」
にTwitterの最新トレンドについて知らされたジェシカは、「あらそう?」と答えた。「とてもすばらしいこと。これからその写真を探して見てみるわ」
しかしジェシカは、Twitterのトレンドが何かはよく分かっていないとも明かしている。
『ビッグ・フィッシュ』など数々の名作に出演し、キャリアを通じてアカデミー賞(R)を2回受賞し、様々な賞に117回もノミネートされたジェシカは、ソーシャルメディアを全く利用していない。
「ケイトリン・ジェンナーが表紙になったことでTwitterのトレンドになったのね。私はインターネットは使わないから」とジェシカは話している。「専門用語を使われると、何を言っているのか全然分からない。繰り返してもらわないと理解できないわ」
一方、ケイトリンの性転換プロセスは今年のメディア界で最大の話題となり、Twitterの新記録も樹立した。
ケイトリンが1日、初めてのツイートを投稿すると、わずか4時間で100万人がフォロー。これまではバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領がアカウント開設から最速で最多の新フォロワー数を獲得したギネス記録を保持していたが、ケイトリンによって破られることになった。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。