GLAM Editorial

2015.05.26(Tue)

フローレンス・ウェルチ、ナンバーワンに興味なし!

フローレンス・ウェルチ

英歌手のフローレンス・ウェルチ(Florence Welch)は「奇妙な欲求」の持ち主だ。

燃えるような赤毛のフローレンスは、人気バンド「Florence + the Machine」のフロント・ウーマンを務めている。このバンドは2007年に結成され、現在は3枚目のアルバム『How Big, How Blue, How Beautiful』に収録されるシングル曲がヒット中だ。

このアルバムは今月中にリリースされる予定だが、フローレンスはアルバムへの評判をあまり気にしてはいないという。

「そのことについては考えないようにしてるの。私はちょっと変わった欲求の持ち主だから、ナンバーワンシングルを取るかどうかなんて気にしてないわ」とビルボード誌に語ったフローレンス。「20歳のときに参加したグラストンベリー・フェスティバルのことを覚えているわ。日曜のティー・テントで歌うために招待されたの。アノラックは着ていたけど、長靴は履いていなくて、これまでで一番泥だらけになったグラストンベリーだった。ピラミッド・ステージを眺めながらこう考えていたの、『ここでたった一度でいいから歌ってみたい』って」

幸運にも、フローレンスと彼女のバンドはこの夏グラストンベリーの観客の前で演奏することが決まっている。今年コーチェラ・フェスティバルで骨折したフローレンスの足もその時までには治っていて欲しいところだが、骨折の瞬間は記憶からすぐに消せるものではないらしい。

「私以外にはバンド・メンバーが誰もシャツを脱いでいないことに気づいたの」とファンがバンド・メンバーに服を脱げと騒ぎ出した場面を思い出すフローレンス。「裸になった観客の中に飛び込んでやろうと思って、かなりの勢いで飛び降りたの。着地した瞬間『あああああ!』って声が出て、ボキッて骨が折れる音がした」

その後フローレンスは抱きかかえてもらって会場を去ることになった。この出来事が完璧にしらふな状態で起きたことにフローレンスは今でもとまどっている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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