GLAM Editorial

2015.05.19(Tue)

ケイト・ハドソン、ハリウッドは女性にはハードルが高いと苦言!

ケイト・ハドソン

 女優のケイト・ハドソン(Kate Hudson, 36)は、人気女優となった今でもハリウッドは「以前と変わらずハードルが高い」と感じている。

 ケイトは2000年の映画『あの頃ペニー・レインと』の演技でアカデミー賞(R)にノミネートされ、有名女優ゴールディ・ホーン(Goldie Hawn)の娘という親の七光りから脱却し、一人前の女優に成長した。しかし自身や母の成功にもかかわらず、ケイトは今でも映画業界では女優が男優より困難な状況に置かれていると確信しているという。

 「ハリウッドで仕事をする女性として、母が苦労するのを見てきたわ」と英London Evening Standard紙がケイトの言葉を伝えている。「母は先頭に立ち、女性がプロデューサーとなって自分たちのための映画を作るという考えを押し進めて、たくさんの批判にさらされた。自分の意見をはっきり言う女性だったからよ。状況は以前と変わらずハードルが高いわ」

 ケイトは『10日間で男を上手にフル方法』や『ブライダル・ウォーズ』といったラブコメディ作品で最もよく知られている。映画に出演するのは楽しいと認める一方、ケイトはロンドン市内のハムヤード・ホテルで行われたQ&Aセッションで、女優はテレビでのほうが能力をはるかに自由に発揮できると考えているとも語った。

 「テレビは年を重ねた女性が、自分たちを創造的に表現し続けていく場を提供するようになってきている」とケイトはつけ加えた。「でも女性を中心とした企画は、必ず実現までに困難が伴う。ハリウッドで仕事をする女性にとって、長く活動するというのは大変なコンセプトになっているわ」

 ゴールディと、ケイトにとって継父にあたる俳優のカート・ラッセル(Kurt Russell)は、肩肘をはらず、達観した態度で人生を送っていることでも知られ、それぞれの映画人生でも同じことが言える。さらにケイトは、自分も年を重ねるにつれ、両親のそんな考え方が移ってきたとも認めた。

 「以前は世の中が自分のことをどう思っているのかが大事だと感じていたけど、人前に出ればいろんな批判をされるし、イヤな気分になっていた。でも、それもなくなったわ」とケイトは笑顔で語った。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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