GLAM Editorial

2015.04.29(Wed)

レベル・ウィルソン、コメディ女優に最初からなりたかったわけじゃない

レベル・ウィルソン

豪出身の女優レベル・ウィルソン(Rebel Wilson, 29)が演劇学校に入った当初は英女優のジュディ・デンチ(Dame Judi Dench)のような女優を目指していたという。

レベルは女優ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が出資した若い役者のための奨学金を得て、17歳のときにニューヨークに渡った。今ではコメディ女優として知られているレベルだが、駆け出しの頃は観客の思考を刺激する役者になろうとしていた。

「私はシリアスな演技をこなす女優になりたかった。自分ではジュディー・デンチのつもりだった」と英版Elle誌にレベルは語った。「でもシリアスな演技をするとみんな笑うの。真面目にやればやるほどおかしいみたい。それで『私にはコメディの才能がある』と考えるようになって、奨学金を得るためにコメディを選んだわ」

キャリアに対する明確な方向性を持っていたレベルに、映画の仕事が舞い込み始める。レベルが初めて注目された映画が、2011年に公開された『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』だ。チョイ役での出演だったが、それ以降多くの映画への出演依頼が届くようになった。

「4つの短いシーンに出演するだけだった。でも観客に『あいつは才能がある』と思ってもらうにはそれで十分。他のキャストが面白くて素晴らしい演技をしてもね」とつけ加えたレベル。

『Pitch Perfect(原題)』の Fat Amy役で有名なレベルは、現地でまもなく公開される次回作『Pitch Perfect 2(原題)』にも同じ役で出演する。この映画には前作同様アナ・ケンドリック(Anna Kendrick)やエリザベス・バンクスなどの多くの女性キャストが出演する。女性陣が支配する現場に再び参加できることにレベルはワクワクしていたという。

「経験上、コメディの仕事には2つのタイプがあるの。女性が取り仕切る夢みたいな仕事か、男たちが支配するその他の仕事ね」そう説明するレベル。「これまでに3つの大きな映画で男性たちと仕事してきた。彼らは才能があって気が強い人たちだったけど、彼らとうまくつき合う方法を探さなければならなかった。私は面白いことが好きだから、自分に与えられた役を成長させることができるの。出演する場面が少なくても、チャンスを最大限に活用するわ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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