出演映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が間もなく全米公開(日本公開は7月予定)の英俳優アーロン・テイラー=ジョンソン(Aaron Taylor-Johnson、24)は、6歳の時から子役として活躍している。
映画『キック・アス』や『GODZILLA ゴジラ』などで主演を務め、すっかり売れっ子ハリウッド俳優となったいまは、仕事として選ぶ役柄を慎重に検討するそうだが、かつてはオーディションなら何でも挑戦している時期があり、その際にオーディションのコツみたいなものをアーロンは習得したという。
「むかしは、オーディションのスリル感が大好きだったこともある」と、Marie Claire誌英国版にアーロンは語っている。
「女性をナンパで口説くのに似ているところが少しあるんだ。3分間という短い時間の間に、部屋に入って自分を紹介して、部屋を出る時には相手がまだ自分のことを考えてるようにもっていかないといけないのだからね。ある時期、ぼくはそれがすごく上手にできたこともあるんだよ」
もっとも、これはアーロンが十分役柄を研究してセリフを言う準備をしていたからに違いない。『キック・アス』の主役を勝ち取った時には、演じる役に合った「オタクなアメリカの高校生らしい服装と発音を身に着けて」オーディションに臨んだという。あまりにも説得力があったために、アーロンが自分のことを英国人だと明かしても、自身も英国人である監督のマシュー・ヴォーン(Matthew Vaughn)はまったく信じなかったという。
撮影がない時には、アーロンは映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られる妻の映画監督サム(Sam Taylor-Johnson)とふたりの間の娘ウィルダ(Wylda、4)ちゃんとロミー(Romy、3)ちゃんと家で過ごすことを何よりも楽しみにしている。母と姉という家庭で育ち、女性ばかりに囲まれているのはちっとも苦痛でなく、エージェントもマネージャーも女性だというアーロン。
「ぼくはこれまでもずっと、女性といるほうが気楽にしていられるタイプだったからね。子供が娘ばかりというのは運命だけれど、強い女性を育てるという楽しみを得たよ。娘たちにとって、母であるサムは人生の素晴らしいお手本。ぼくの家庭は、何と言うか、その、言うことなしだね!」
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