『グラディエーター』などで知られる豪俳優のラッセル・クロウ(Russell Crowe, 51)は、まだ結婚をあきらめていないようだ。
ラッセルは2012年、9年間連れ添った妻でシンガーソングライターのダニエル・スペンサー(Danielle Spencer, 45)と別居。それでも2人は友好的な関係を保ち、離婚申請に踏み切る様子はない。しかしラッセルはこの状況に満足しているようだ。
「厳密に言えば、オレたちはまだ結婚している。別居して、それが何を意味するのか話し合っているんだ」とラッセルは豪ニュースサイト「news.com.au」で語った。
ラッセルとダニエルは1989年から破局と復縁を繰り返す不安定な交際を続けてきた。1990年には映画『ザ・クロッシング』で共演も果たしている。
2人は2003年4月にようやく結婚し、長男チャールズ(Charles,11)君と次男テニソン(Tennyson, 8)君の2男にめぐまれた。子どもたちのためにも友好的な関係を維持しており、ダニエルはラッセルとの今後の関係が、離婚した自分の両親のと同じになればと願っているようだ。
「とても良い模範になっているわ。自分でもそんな関係になれたらと思う」とダニエルは最近、英Daily Telegraph紙に語っている。「母が不在だと、父と継父が一緒にフットボールの試合を観戦したり、他のことをしているわ。2人は親友同士なの」
しかし、ラッセルは復縁に望みをつないでいるようだ。先日、英The Sunday Times紙とのインタビューで、ダニエルのことを今も忘れていないと胸の内を明かしている。
「ダニエル・スペンサーのことは、1989年からずっと愛している。それが変わることはありえない。彼女を見つめて、『どうしてこんなことになったんだ?』と問いかけるのも、それが理由の1つだ」とラッセル。「彼女への気持ちは今も変わらないから、まだ折り合いがつけられずにいる。何か一つのことに心を決めたら一筋なんだ。これからどうなるかは誰にも分からない」
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