女優のオリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde, 31)が、『トロン:レガシー』の続編『TRON 3(原題)』に出演する契約を交わしたと報じられた。
オリヴィアは1982年の『トロン』のストーリーを踏襲し、2010年に公開された第2作『トロン:レガシー』でクオラを演じた。1児の母となったオリヴィアがディズニー製作の同SFシリーズに再び登場する。
米Hollywood Reporter誌によると、『レガシー』でサム・フリンに扮したギャレット・ヘドランド(Garrett Hedlund)も出演するという。またジョセフ・コジンスキー(Joseph Kosinski)監督も再度メガホンをとるようだ。
『レガシー』は4億ドル(約481億円)の世界興収を上げる大ヒットとなり、ディズニーは続編の製作に動いていた。ストーリーの詳細は明かされていないが、撮影は今秋、カナダでスタートするという。
オリヴィアは以前、クオラの役作りでどんなインスピレーションを受けたのかを語っている。彼女はこのキャラクターのため、体にぴったりフィットした、未来的なボディスーツを着る必要があった。コスチューム姿はとてもセクシーとはいえ、その容姿に頼る気はなかったようだ。
「ごく初期段階でジョセフに電話して、『クオラがどんなキャラクターなのか分かった。彼女はジャンヌ・ダルクよ』と伝えたの。戦士とはまったく縁のなさそうな女性で、軍勢をリードし、力と無邪気さを持ち合わせた希有な存在だという点で監督と一致した」とオリヴィアは米情報番組 「E!」 のオンライン版で語っている。「ジャンヌ・ダルクとの関係性に気づいてからは、両性具有的な存在として彼女を演じる可能性についても聞いたわ。『すでにサイレンたちがセクシーじゃない! もうこれ以上セクシーな女の子は必要ない_。だから…男の子っぽく見えてもいいでしょ!』と言い続けたわ」
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