英ボーイズバンド、ワン・ダイレクション(One Direction)のルイ・トムリンソン(Louis Tomlinson)が、ゼイン・マリク(Zayn Malik, 22)の脱退後に勃発した騒動を「不必要に招いた」として批判を浴びている。
ゼインは先月にワン・ダイレクションを突如脱退。普通の22歳に戻りたいというのが理由だった。しかしその翌日、音楽プロデューサーのノーティ・ボーイ(Naughty Boy)とスタジオにいるところを目撃された。ノーティ・ボーイはその後、ゼインとコラボして作ったデモ音源をネット上で公開している。
ルイはこのことに激怒したが、ノーティ・ボーイはルイが大げさに反応していると主張している。
「不必要な挑発があるようだ。(ルイは)わざと挑発を悪化させている」とノーティ・ボーイは英Heat誌に語っている。「フェアじゃない。特にゼインにとってそうだ。今必要なのは落ち着くことだ。オレに直接言うこともできた。それを公の場で言うことは、必要のない挑発行為だ」
脱退直前、ゼインはストレスを理由に「オン・ザ・ロード・アゲイン」ツアーから離脱。フィアンセで英ガールズグループ、リトル・ミックス(Little Mix)のペリー・エドワーズ(Perrie Edwards)に隠れて浮気したという報道も相次いでいた。
ゼインが脱退発表の翌日にスタジオで目撃されたことについては、ファンとアンチを問わずに驚きをもって受け止められた。しかしノーティ・ボーイは、ゼインと極秘プロジェクトを進めているわけではないとし、批判にはあたらないと力説している。
「彼とは友だちなんだ。今、彼は友だちを必要としている。オレのスタジオで一緒にいたからといって、一緒に音楽を作っていたとは限らない」とノーティ・ボーイは強調した。「彼が猛烈なストレスにさらされていることを忘れるべきじゃない。だからツアーを離脱したんだ。あまりにもたくさんのことが起きている。みんな気が散っているが、彼は普通に戻るためにやったんだ。普通に戻るというのは、フィアンセと話し合ったり、友だちと遊んだりすることだ。それが普通ってことだ」
ノーティ・ボーイがTwitterで公開した曲は「I Don't Mind」というタイトルで、ノーティ・ボーイによると、実はゼインはこの曲を2014年にレコーディングしていたという。
「みんなが真実さえ知っていれば…」とノーティ・ボーイはつけ加えた。
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