GLAM Editorial

2015.04.03(Fri)

オスカー女優のジュリアン・ムーア、「演技が下手」すぎて出演したトルコ政府のPR動画がお蔵入り!?

ジュリアン・ムーア

 米女優のジュリアン・ムーア(Julianne Moore, 54)が、「下手な演技」を理由にトルコ政府の観光PR広告から降板させられたと報じられた。

 ジュリアンは飛行機の中で幼い頃にトルコを訪れた思い出を振り返る、「Home Of」というタイトルのPR動画を撮影したとみられている。しかしトルコのHürriyet Daily News紙によると、文化観光省はジュリアンの演技に不満だったようだ。

 ジュリアンは撮り直しを依頼されたが、却下したという。その後、企画は取りやめとなった。ジュリアンは今年、『アリスのままで』でアカデミー賞(R)主演女優賞を獲得したが、同省関係者は同紙に対し、企画が中止になった理由は彼女の「下手な演技」だったと明かしている。

 ジュリアンは昨年、ロサンゼルスでの撮影にのぞみ、動画はその2月にトルコで初披露されるはずだった。同省は「未完成のプロジェクト」についてはコメントしないとして、撮影済みの映像についての声明は出していない。

 ジュリアンの広報担当者もこうした報道には反応していない。

 しかし彼女はすでにこの騒動に区切りをつけ、現在はイーサン・ホーク(Ethan Hawke)と共演する最新作『Maggie’s Plan(原題)』の撮影にのぞんでいるほか、『ハンガー・ゲーム』シリーズ最終作『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』の公開も控えている。しかしジュリアンは先日、自分が演じるキャラクターへの世間の見方に戸惑うことがあると認めた。

 「『楽しそうな役ばかりね』と言う人がいると、『そんなことない』と答えているわ。『浮気者の役ばかり』と言う人には、『違う』と答える。そして『レズビアン役専門ね』という人には『ノー!』と反論している。50作以上の映画に出演してきたから、役柄もいろいろなの。本当に好きなのは人間ドラマよ」とジュリアンは米版Harper’s Bazaar誌で説明した。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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