GLAM Editorial

2015.04.02(Thu)

「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、「イケメン」の評価に苦言!

キット・ハリントン

 英俳優のキット・ハリントン(Kit Harington, 28)は、イケメンと呼ばれることに「少し屈辱」を感じている。

 米HBOの人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の戦士ジョン・スノウ役で知られるキットは昨年、米People誌が選ぶ最もセクシーな俳優のリストに名を連ねるなど、甘いマスクでも知られている。しかしキット本人は、ルックスで評価が高いことに不満があるようだ。

 「いつもイケメンだと持ち上げられることには、少し屈辱を感じるんだ」とキットは豪ニュースサイト「news.com.au」でため息をついた。「本当にそう思うし、それは女性でも同じことだ。役者がその身体的な美しさで評価されるのは、とても不快に受け止められることもある」

 キットは男性・女性を問わず、性的な客体化はステレオタイプを勢いづかせるものだと信じている。またそうした見方は、本質から遠ざけてしまうこともあると考えている。

 「性的に不適切になるのは男性にとどまらない。女性だって同じだ。僕は今、人気TVシリーズに主役のような形で出演しているけど、演技がセックスアピールの添え物にされるような感覚はときどきある。それは好きじゃないんだ」とキットは説明した。「このポジションにいると、『モテるのは好き? イケメンでいるのはどう?』なんて質問されることがよくある。僕の答えは『そのために演じているんじゃない』だ」

 キットは「ゲーム・オブ・スローンズ」でジョン・スノウを演じるのを大いに楽しんでいる。また、重要な意味でその性格が自分に乗り移っていることも嬉しいようだ。

 「僕の中に内なる戦士がいるんだ」とキットは笑った。「内なる戦士のことを誇りに思っている。僕のために毎日戦ってくれるんだ。それが自分について好きなことの一つだよ。いくつかの状況では勇敢になれるし、同時に向こう見ずになることもある。そう、まるでジョンみたいにね」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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