GLAM Editorial

2015.03.30(Mon)

「Empire」のタラジ・P・ヘンソン、息子を「人種差別扱い」した警察に謝罪!

マーセル&タラジ・P・ヘンソン

 米人気TVシリーズ「Empire 成功の代償」などで知られる女優のタラジ・P・ヘンソン(Taraji P. Henson)は先日、ロサンゼルス郊外を車で走行していた20歳の息子マーセル(Marcell)を人種差別的な理由で取り締まったとして警官を批判した。しかし、マーセルが警察に停車を命じられたときの一部始終を撮影した車載カメラ映像で、タラジの主張が誤っていることが分かり、彼女はグレンデール市警に謝罪した。

 「警官とグレンデール市警に、公式に謝罪したいと思います」と彼女は27日、Instagramにメッセージを投稿した。「母親の仕事は簡単なことではなく、それは警察も同じです」

 「人は誰でも、事実のすべてを得ることなくオーバーリアクションすることがあります。今回の件で、わたしは母親としてオーバーリアクションしてしまい、謝罪します。息子にやさしく接してくれた警察官の方に感謝します」

 タラジはグレンデール市警が40分間の車載カメラ映像を公開した数時間後に謝罪を投稿した。この映像にはマーセルと警官のやりとりが録画されており、警官が非常に紳士的な態度で接していることが分かる。

 マーセルは女性が歩いているときに交差点に進入して停車を命じられた。グレンデール市では違法行為にあたる。マーセルはバックパックにマリファナが入っていることを認め、医療用マリファナカードを所持していると主張した。このカードを持っている者は、カリフォルニア州では少量のマリファナを合法的に買うことができる。またマーセルは警官に対し、車内に神経興奮剤の一種リタリンもあると伝えている。しかしその処方箋は持ち合わせていなかった。

 警官はマーセルにマリファナに関係する召喚状を渡し、その場から走り去るのを認めた。

 タラジは最近、米Uptown誌とのインタビューで、息子が人種差別的な理由で摘発されたことを危ぐしていると発言。静かな環境で勉強に集中できるよう、マーセルが南カリフォルニア大学からワシントンD.C.にあるハワード大学に転校することを決めたと明かした。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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