米歌手レディ・ガガ(Lady Gaga)は、先ごろ口元に大型の注射器を添えた自身の写真をインスタグラムに投稿してファンを驚かせた。この写真はさまざまな憶測を呼んだが、実は注射器の中味はジュース専門店「クリエーション・オーガニック(Kreation Organic)」の“美容”ジュースだったようだ。カリフォルニア生まれの同店は、目的に合わせて選べる各種ジュースを注射器型の容器に入れて販売している。ガガが選んだのは「ビューティー」と名づけられたジュースで、同店のホームページによると肌や髪、爪の状態改善に効果を発揮するホウ素と活性ケイ素を含んでいるという。
ファッションや髪型などを常にアップデートしているガガは、ウィッグの愛用者でもある。「Hair」というタイトルの曲を作ったこともあるガガは髪に対するこだわりが強く、制服の着用が義務づけられていた学生時代は髪型で自己表現をしていた。ガガによると、「Hair」はその頃の経験にインスパイアされて作った曲だという。「学校に行く時は制服を着ていたので、髪だけが私の誇りだったの。すごくかわいいヘアスタイルで学校に行っていたから、ほかの女の子たちによくからかわれたわ」と、ガガは英Capital FMの番組に出演した際に話している。「母にはよく怒られたけれどね。私の髪型はクレイジーだと母は思っていたから」。
ガガがオーガニック・ジュースを愛飲しはじめたのは、ダイエットが目的ではないと考えられている。激太りしたことを世間から中傷された経験をもつガガだが、体型を批判されても本人は何とも思っていないようだ。
「インターネット上に(太っている自分の)写真が出回っていることは私も知っていたわ。母から電話をもらって、“あなた、太った?”って聞かれたりしたから」と、ガガは13年に語っていた。「でも、私は思ったの。実際に30ポンド(約13 kg)も体重が増えたたわけだから、太っていると思われたって構わないってね」。
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