GLAM Editorial

2015.03.26(Thu)

カーラ・デルヴィーニュ、女性の地位向上のため撮影現場で率直な意見を連発!

カーラ・デルヴィーニュ

 英人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne, 22)は、出演する映画で女性の視点を届けるために日々闘っている。

 カーラはすでに人気モデルとしての地位を不動のものとしているが、女優としても本格的に活動をスタートし、『Tulip Fever(原題)』や『Paper Towns(原題)』、『The Face of an Angel(原題)』など話題作に立て続けに出演。そんな中、監督に自分の意見をぶつけることで、作品に新風を吹き込みたいと思っているようだ。

 「出演したどの映画でも、女性のセリフや視点で闘ってきたの。ほとんどの場合、相手は男性の監督、プロデューサーよ。すべてがあまりにも男性的な見方だから」とカーラは英Time Out London誌で説明した。「『そんなことしない』とか、『この状況で女の子が言うセリフじゃない』とか、遠慮しないで言っている。男性視点で女性が描かれていて、正確じゃないし、イライラさせられる! みんな自分の意見を十分に言えていないと思う。まちがっていても、黙るように言われても、女性の声を届けるために自分の役割を果たしているわ。女の人たちが映画を観るとき、強い女性の模範がいることは大事よ」

 モデルから女優への転身は楽ではない。周囲からすぐに異論が出るだけになおさらだ。しかしカーラはそれを軽く受け流し、大事な役柄で自分の思いを体現していることを嬉しく思っている。

 「初めてファッションウィークに出たとき、『もうダメになった以上、役者はあきらめたほうがマシ』と思っていたの。そしてモデルになったら、似たような役しか回ってこなかったわ。すぐに殺されるおバカなブロンドガールか、セクシーなガールフレンドのどちらかね」とカーラは説明した。「演じるくらいなら死んだ方がマシな役ばかり。もうやめてもいいと思っていたわ。あるいは、やめるまではいかなくても、少し時間を置くことも考えた。そしてようやくシリアスな役でオーディションの連絡が来たとき、うれしくて電話で泣き出したの。出演が決まったのではなく、オーディションに出るだけだったのに」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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