カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber, 21)が、またしても隣人から訴えられたと報じられた。
ジャスティンは2014年1月、隣人のジェフ・シュワルツ(Jeff Schwartz)宅に生卵を投げつけた器物破損の罪で有罪を認めた。その後、8万ドル(約970万円)の損害賠償金をシュワルツ氏に支払い、保護観察処分を受けた。
しかしここへ来て、芸能情報サイトTMZはジャスティンに別の訴訟が持ち上がったと伝えている。シュワルツ氏は生卵投げつけ事件の直前、ボディガードのせいで精神的苦痛を受けたと主張しているという。
同サイトが入手した法的文書によると、元隣人でカリフォルニア州カラバサス在住のシュワルツ氏は、自宅に生卵を投げつけられる直前に、ジャスティンのボディガードに「チビのユダヤ人」と呼ばれたと主張しているという。
シュワルツ氏は2013年、米メモリアルデーの週末に、友人とともにジャスティンの邸宅を訪れ、車で近所を猛スピードで走るのをやめてほしいと頼んだ。危険な運転で住民を危険にさらすというのが理由だった。
その直後にシュワルツ氏がジャスティンに詰め寄ると、ボディガードが出てきて「このチビのユダヤ人め」と声を上げ、続けて「どうするつもりなんだ、チビのユダヤ人よ?」と問いかけたという。
「さらにシュワルツは、ビーバーが妻と未成年の娘に向かってひわいな言葉を吐きかけたとも主張している」とTMZは伝えている。
ジャスティンは2014年、生卵投げつけ事件に加え、無免許運転での逮捕など、迷惑行動を連発してメディアのヘッドラインを飾った。
3月1日に誕生日を迎えたジャスティンは、これまでに何度か公式謝罪をしているが、改めて心を入れ替え、節目の年齢を祝うことにしたようだ。
「誕生日にたくさんの愛情を寄せてくれてありがとう。すべてに感謝してるよ。今年はもっと良くなってみせる。ありがとう」とジャスティンはTwitterでファンに報告した。「本当に、本当に、本当に、本当に、本当に、本当にみんなが大好きだよ」
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