『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役で知られる豪俳優のヒュー・ジャックマン（Hugh Jackman, 46）が、声帯の出血を理由にトルコ公演の残りの日程をキャンセルした。
ヒューはイスタンブールの「ゾルルセンターPSM」で開幕したブロードウェイショー「イブニング・ウィズ・ヒュー・ジャックマン」ツアーで4公演に出演する予定だった。しかし医師のアドバイスを求めたところ、残りの公演予定をキャンセルせざるをえなくなったという。
「メルハバ（こんにちわ）。左の声帯が出血している」とヒューは18日にツイートした。「医師のコカク博士とコロヴィン博士のアドバイスを受け、トルコでのショーをキャンセルします。勘違いしないでほしいけど、必ず戻ってくるよ！」
ヒューは17日夜、何とかステージに立ち、トルコ人歌手ボラ・ウゼル（Bora Uzer）とデュエットを披露。最初の公演の直前には記者らに対し、家族はトルコと縁があるため、自分も強い絆を感じると語っていた。
「曾祖父がここで暮らしていたことがあるんだ」とヒューが語った。「イスタンブールの銀行で働いていた。父はいつも、僕にもトルコ人的な部分があると言っていた。そのせいでコーヒーが大好きなのかもしれない」
ヒューはここ最近、健康問題に悩まされている。昨年10月には、その1年間で3度目となる基底細胞がんの治療を受けたことを明かしている。
ヒューは2013年11月、再び鼻が基底細胞がんにかかって治療を受けたことを公表。当時、鼻に不自然な形の斑点を見つけ、医者に診てもらうよう促した妻のデボラ=リー・ファーネス（Deborra-Lee Furness）に感謝した。昨年5月には2つ目の腫瘍を除去している。
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