元ビートルズ（The Beatles）のポール・マッカートニー（Sir Paul McCartney）が、ソロでのロックの殿堂入りが決まっている元バンド仲間のリンゴ・スター（Ringo Starr）を式典で紹介することが分かった。
ポールは4月18日に開催される式典でプレゼンター役に決まっている。オハイオ州クリーブランドにあるロックの殿堂にリンゴが仲間入りするのを紹介するが、2人が一緒に歌うかどうかは不明だ。
「ポールには僕からバンドを組むするつもりはないと言ってある」とリンゴは米Rolling Stone誌で語った。「もし彼がバンドを組むなら、『ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ』をやるよ」
大物歌手のスティーヴィー・ワンダー（Stevie Wonder）は式典でビル・ウィザース（Bill Withers）についてスピーチをする。また、パティ・スミス（Patti Smith）は2013年10月に死去したルー・リード（Lou Reed）の、ピーター・ウルフ（Peter Wolf）はポール・バターフィールド・ブルース・バンド（Paul Butterfield Blues Band）の殿堂入りを発表する。
今回殿堂入りを果たすのはベテランばかりではない。フォール・アウト・ボーイ（Fall Out Boy）はグリーン・デイ（Green Day）についてスピーチし、ジョン・メイヤー（John Mayer）は故スティーヴィー・レイ・ヴォーン（Stevie Ray Vaughan）と彼が率いたバンド、ダブル・トラブル（Double Trouble）のためにトリビュートを捧げる予定だ。さらにスティーヴ・クロッパー（Steve Cropper）がプレゼンターとしてザ・ファイブ・ロイヤルズ（The "5" Royales）の紹介をすることも発表された。ジョーン・ジェット＆ザ・ブラックハーツ（Joan Jett and the Blackhearts）のプレゼンターはまだ未定のようだ。
しかし楽しみはそれだけにとどまらず、大物ミュージシャンが次々にステージでパフォーマンスを披露する。デイヴ・グロール（Dave Grohl）、ジョン・レジェンド（John Legend）、ジョー・ウォルシュ（Joe Walsh）らがクリーブランドのパブリックホールでステージに立つ。
グリーン・デイ（Green Day）のフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロング（Billie Joe Armstrong）は、昨年3月にツアーを終えて以来、一度もギグをしていないため、式典でどの曲をプレイするのか決めるのは大変だと認めた。
「何とかしてみせるさ」とビリーはRolling Stoneに語っている。
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