米バンド、ノー・ダウト(No Doubt)のグウェン・ステファニー(Gwen Stefani, 45)が16日、ストーカーらしき怪しい人物を見かけ、警察に通報していたことが分かった。
「怪しい人物」を見かけたグウェンは、ロサンゼルスにある行きつけの鍼灸クリニックから恐る恐る出てくるところをパパラッチされたという。
米エンターテイメント情報番組「Extra」によると、グウェンはクリニックの入り口の外でストーカーと思われる人物の写真を撮っていたようだ。ロサンゼルス市警はExtraの取材に対し、クリニックでグウェンから事情を聴いたことを認めたが、それ以上の詳細は語らなかった。しかし付近を捜索したのは事実と認め、警官が駆けつける前にこの人物は立ち去っていたと話している。
Extraによると、警官は今後何か疑問や不安が出てきたときのため、グウェンのボディガードらに連絡先を渡したという。
グウェンはノー・ダウトのフロントウーマンとしてブレイクし、その後のソロ活動でも成功を収めている。最近のインタビューでは、自分の音楽愛と感情を楽曲で表現する能力で強くなったと感じたと話している。
「自分で曲が作れると分かったとき、以前よりとても力強くなったと感じたの」と彼女は独版Cosmopolitan誌で語っている。
「その前は、すべてのエネルギーを恋愛に注いでいた。でもエネルギーのすべてを自ら創ったものに注ぎ込むことで、自分が最高の形で変わった」
グウェンは昨年、米版オーディション番組「ザ・ヴォイス」にメンターとして参加し、アダム・レヴィーン(Adam Levine)やブレイク・シェルトン(Blake Shelton)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)ら審査員と共に出場者にアドバイスを与えた。夢にまい進する若者たちを見て、グウェンは有名になることの意味に疑問を持ったようだ。
「『ザ・ヴォイス』では、出場者が『成功したいんです!』とよく言う。でも、成功って何?」とグウェンが疑問を投げかけた。「両親に教えられたことは、音楽は趣味で、自分で作るものじゃないし、簡単に成功するわけがないというものだった。そんな自分が他の人たちにとって大切な存在でいられるなんて、今でも信じられない気持ちだわ!」
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