日本でも人気のコメディドラマ「GIRLS/ガールズ」で知られる米女優レナ・ダナム(Lena Dunham, 28)が、先ごろトーク番組に出演した際にポッチャリ体型と決別することを宣言した。フェミニズムを支持しているレナの先輩で30年前にワークアウト・ビデオを大ヒットさせた女優のジェーン・フォンダ(Jane Fonda)は、かつて「フェミニズムとフィットネスは相反するものではない」と語っていた。その言葉の通り、熱心にエクササイズをしていても女性の権利向上に賭ける情熱を失ったりはしないとレナは断言。「私がキレイになったからといって、“あなたのせいで私の人生はダメになった”と誰かに文句を言われるようなことはないと思うわ。ヘルシーになることは、フェミニズムに反することではないのよ」と、レナは米People誌のインタビューで話している。
楽しい老後を目指してシェイプアップすることにしたレナだが、無理な食事制限はしていないという。「エクササイズをしているのは、50歳を超えても生きていたいから。でも、無茶なダイエットはしていないわ」と、レナは説明している。
画家のキャロル・ダナム(Carroll Dunham)と写真家のローリー・シモンズ(Laurie Simmons)の間に生まれたレナは、65歳になった現在も見事に体型をキープしている両親に刺激を受けたことがエクササイズを始める動機の1つになっているとトーク番組で明かしていた。「シェイプアップしたいと思ったのは、階段を歩いて上がっている時に息が切れてしまったからなの」と、レナは笑いながら司会者のデヴィッド・レターマン(David Letterman)に告白している。「65歳になる両親が今でも熱心にエクササイズしていることも、私がシェイプアップを決意した理由になっているわね。イケてる体型の両親を見て、私は2人に遅れをとっていると感じたの。両親は私の倍の年齢なのに、隣にいる私のほうが情けない体型だわ!って思ったのよね」。
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