解散した英ロックバンド、オアシス(Oasis)のノエル(Noel)とリアム・ギャラガー(Liam Gallagher, 42)兄弟が長年の不和にピリオドを打ったようだ。
オアシスは90年代を代表する人気バンドだったが、2009年にリアムが脱退し、そのまま解散した。ステージに上がる直前に兄弟が口論となったのがきっかけで、その後も公の場でバトルを繰り広げたことでも知られる。
しかしギャラガー兄弟は意見の違いを脇に置き、和解することにしたようだ。
リアムは14日、ノエルのバンド、ハイ・フライング・バーズ(High Flying Birds)のライブ会場で撮影した、通行許可証を持つ写真をアップ。「家族のためにとってある…LG」とリアムはキャプションを添えた。
ここ数年、リアムとノエルは公の場で舌戦を展開。昨年にはノエルがインタビューでリアムのことを「クレージー」と呼び、争いが最高潮に達していた。
「知ってるとおり、あいつとは30秒先のプランも立てられない。いつぶち壊しになるか分かったものじゃないからな」とノエルは英The Sun紙とのインタビューで語った。「ホテルの部屋に行くエレベーターの中か、2万5,000人の観客の前に出る直前のステージ脇で起きるかもしれない」
ノエルの言葉を受けてリアムも反撃。オアシス時代から兄と一緒に仕事するのがイヤだったともほのめかした。
「みんなオレの気持ちは知っている。隠そうとしたことはない。オレはあいつが好きだ。バンドにいなければの話だが」とリアムはClash誌で語った。「でもあのバカがバンドにいたら? 絶対に我慢できないね」
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