GLAM Editorial
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2015.03.14(Sat)

『アリスのままで』の監督リチャード・グラッツァー、ALSで死去

リチャード・グラッツァー

 今年のアワードシーズンで数々の賞を受賞した『アリスのままで』の監督リチャード・グラッツァー(Richard Glatzer, 63)さんが10日、亡くなった。

 同作は今年のアカデミー賞(R)で主演のジュリアン・ムーア(Julianne Moore)に主演女優賞が贈られるなど、高い評価を受けている。リチャードさんは筋萎縮性側索硬化症(ALS)で闘病生活を送っていた。昨年11月にはロサンゼルスでの上映イベントに出席し、主演のジュリアンやクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、同性パートナーで共同監督を務めたワッシュ・ウェストモアランド(Wash Westmoreland)らと写真撮影に応じた。

 悲報を受け、ジュリアンはTwitterで追悼メッセージを寄せた。「リチャード、愛しているわ」

 リチャードさんとワッシュの共通の友人でもあるジャーナリストのマリア・シュライバー(Maria Shriver)も弔意を表した。

 「今日、『アリスのままで』の共同監督リチャード・グラッツァーを失ってしまったというニュースを聞いて、とても悲しい思いです。私の心はワッシュと共にあります。彼に愛情を」とマリアはツイートした。「2人を夫婦として知ることができて、祝福された思いです。何てすばらしい声明なのでしょう」

 マリアが言及しているのは、ワッシュが20年前に交際をスタートし、2013年に結婚した夫リチャードさんにあてた哀悼のメッセージだ。

 「とてもショックを受けています。リックはソウルメイトであり、仕事仲間であり、親友であり、人生でした。彼が気品を失うことなく、勇気をもってALSと闘った4年間は、わたしや知人みんなに感動を与えました」とワッシュはコメントしている。「この暗い時期にあたり、彼が『アリスのままで』が世に出ていくのを見届けられたことになぐさめを感じます。あの作品に心血を注ぎ、たくさんの人に感動を与えたことは、彼にとって常に喜びでした」

 さらにワッシュは、リチャードが「誰にも代えがたい」存在で、「おかしく、思いやりのある」性格で、今でもその死が信じられないとつけ加えた。

 ジュリアンは若年性アルツハイマー病を発症した言語学者アリスを演じ、多くの観客に感動を与えた。オスカー主演女優賞のほか、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞(BAFTA)、全米映画俳優組合(SAG)賞も受賞している。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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