人気歌手のマドンナ(Madonna, 56)が、年齢で人を判断することは「ク*くらえ」だと猛烈に批判した。
「クィーン・オブ・ポップ」の異名をとるマドンナは、そのスタイルで批判されることも少なくなく、セクシースターと言うには年齢が高すぎるとして、彼女の地位をおとしめようとする動きもある。
しかしマドンナは、人は人生のどのステージにいてもすばらしいはずだと確信し、年齢による差別を嫌悪している。
「手を打つべきなのに、まだ何も手が打たれていない差別の一種だと感じるわ。年齢で誰かを批判するのは、人種差別的な発言や、あるいは同性愛者を差別する発言と同じように禁止されるべきよ」とマドンナは米エンターテイメント情報番組「Access Hollywood」で語った。「性差別だし、年齢差別だし、なによりク*くらえだわ」
マドンナは実子のローデス(Lourdes, 18)とロッコ(Rocco, 14)君に加え、養子のデヴィッド(David, 8)君、マーシー(Mercy, 8)ちゃんの計4児を育てている。子どもたちに健康的な形で性行為を知ってもらうには、正直に語ることが最善だと確信している。
「それが人生の事実というものじゃない? 何らかの形で、いつか必ず起きるものだわ。自分にもあったし、(ローデスにも)起きる」とマドンナは話している。「自分にできるのは、安全なセックス(を強調すること)だけ。話し合って、正直になるよう後押しして、一方的に批判しないことよ」
マドンナは今月、北米とヨーロッパで「レベル・ハート」ツアーを敢行すると正式に発表。ツアーは8月末にキックオフする。
マドンナはニューアルバム『レベル・ハート』の仕上がりに満足していて、いくつか大好きな曲が含まれていると認めた。
「いくつかあって、『ゴーストタウン』や『アンアポロジェティック・ビ*チ』、『デヴィル・プレイ』がそう」と彼女は明かし、「リヴィング・フォー・ラヴ」は希望の歌だとつけ加えた。
「苦しさに甘んじて生きることや、苦しさに捕われることじゃなく、前に進み、乗り越えて、教訓を学び、それでも希望を失わないことを歌った曲なの」
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。