女優のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence, 24)が、スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督の話題作『It’s What I Do(原題)』に出演することが決まったようだ。
米エンターテイメント情報サイトDeadlineによると、ワーナー・ブラザーズは現在、フォトジャーナリスト、リンジー・アダリオ(Lynsey Addario)の回想録「It’s What I Do: A Photographer’s Life Of Love And War」の権利を獲得する交渉の最中だという。同書は先月出版されてベストセラーとなり、大手スタジオが映画化権の争奪戦を繰り広げている。
ワーナー・ブラザーズが高値をつけたことで、スピルバーグ監督の登板が決まり、オスカー女優のジェニファーが主演を務めることになったようだ。
「It’s What I Do」は世界で最も危険な場所で起きている出来事を写真で記録するリンジーの人生に焦点を当てる。彼女は2011年3月、リビア軍に拘束されて行方不明になった米New York Times紙の4人の記者の1人だった。その後解放されたが、拘束中は繰り返し脅迫され、体中をまさぐられたと語っている。
リンジーはアフガニスタンからソマリア、コンゴまで、戦争で荒廃した数多くの地域を訪れている。
映画版は『アメリカン・スナイパー』や『Behaving Badly』の製作を手がけたアンドリュー・ラザー(Andrew Lazar)がプロデュースする。
スピルバーグの次回作はトム・ハンクス(Tom Hanks)とエイミー・ライアン(Amy Ryan)主演の『St James Place(原題)』で、10月に全米で公開される。
ジェニファーは現在、ボストンでデヴィッド・O・ラッセル(David O. Russell)監督による最新作『Joy(原題)』の撮影にのぞんでいる。
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