GLAM Editorial

2015.03.03(Tue)

ショーン・ペン、俳優復帰は「金のため」と懐具合を告白!

ショーン・ペン

 俳優のショーン・ペン(Sean Penn, 54)が、俳優業に復帰したのはお金の問題だったと認めた。

 ショーンは知的障がい者の父親サム・ドーソンを演じた『I am Sam アイ・アム・サム』から、ゲイの活動家ハーヴィー・ミルクの活躍を描いた2008年の伝記映画『ミルク』まで、幅広い役柄を演じてきた。

 ここ数年は映画出演よりも様々な社会活動と監督業に力を入れてきたが、あまりお金にはならなかったようだ。

 「離婚して、罰金を払って、これ以上他人の資金に頼ることができなくなり、自分の金を持ち出すしかない状況になって、さらに子どもを養っていかないといけないのに、監督の仕事が終わったら、受け取った金額より自腹を切った方が高くついたんだ」とショーンは英ShortList誌で最新作『The Gunman(原題)』で俳優業に復帰した理由を説明した。「自分が夢中になれない仕事で生活するというひどい選択もあるが、役者は間違いなく夢中になれる仕事なんだ」

 ショーンはかつて、人気歌手のマドンナ(Madonna)や女優のロビン・ライト(Robin Wright)と結婚していた。ロビンとはディラン(Dylan)とホッパー・ジャック(Hopper Jack)の2児をもうけている。そんなショーンは、多くの俳優や女優が有名人としてのステータスで「役者というものに泥を塗った」と信じており、自分はスタジオの要求にはどんなことでも応えるつもりでいる。

 1970年代中盤からエンターテイメント業界で活動しているショーンは、こと演技に関すると状況が一変したと感じている。

 「現在の演技は、概して言うと、才能に関係するよりも名声を築くことに重きがあると思う。何かを得るよりも与える業界であったはずが、今では得ることがメインになってしまった」とショーンはため息をついた。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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