GLAM Editorial

2015.02.28(Sat)

シガーニー・ウィーバー、『エイリアン』シリーズには「エンディング」が必要だと出演に同意?

シガーニー・ウィーバー

 女優のシガーニー・ウィーバー(Sigourney Weaver, 65)は、『エイリアン』シリーズには「きちんとしたエンディング」があってしかるべきだと考えている。

 先日、ニール・ブロムカンプ(Neill Blomkamp)監督はSF映画の金字塔『エイリアン』シリーズの最新作でメガホンをとることを発表した。エレン・リプリー役を再演するシガーニーは、同シリーズがファンの期待に応えるエンディングに近づいてくれたらと願っていると話している。

 「宇宙で漂っているリプリーを連れ出して、あのすばらしいストーリーにきちんとした終わりを与えられたらと思っているの」とシガーニーは米「Sky Movies」とのインタビューで語っている。「ニール・ブロムカンプのような監督が『ストーリーをフィニッシュしたいと思っている』と言ったからこそ、注意を引きつけられた。(『エイリアン』は)すばらしいシリーズ。ちゃんとしたエンディングがあって当然だわ。ファンもそれを期待しているはず」

 『エイリアン』シリーズ新作については、ほとんど情報がないが、ニールはシガーニー、ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が出演する最新作『チャッピー』のプレスツアー中に、続編のヒントを少しだけ披露し、ファンをやきもきさせている。

 この映画には文字通り、『エイリアン2』の遺伝的兄弟になってほしいと思っているから、『エイリアン』、『エイリアン2』、そしてこの映画の3つがつながるんだ」とニールはSky Moviesとのインタビューで語っている。

 ファンはニールのコメントの分析に走り、『エイリアン3』と『エイリアン4』をなかったものとし、『エイリアン2』のラストから物語を_続ける方法を考えているのではと指摘した。

 監督に抜擢されたことで騒ぎになっているのを面白いと思った監督は、展開させてみたいアイディアはまだ他にもたくさんあるとつけ加えた。その中で最も興味を覚えているのは「フロイトの悪夢」だと言う。

 「この要素にはとても強く興味を感じる。昔ながらの、暗い廊下でモンスターにどこまでも追いかけられる映画のように、観客が最初から最後まで身を乗り出しすようなものにしたい」とニールは語っている。「とてもいいアイディアだ。そしてエイリアンのデザイン要素やライフサイクルをミックスすると、僕にとっては創造性の火薬庫になるんだ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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