人気歌手のビヨンセ（Beyonce）が衣装トラブルに見舞われ、せっかくのファッションショーを欠席し、気まずい思いをしたようだ。
ビヨンセは2月20日、ロサンゼルスで開かれたトム・フォード（Tom Ford）の2015年秋冬ウィメンズコレクションに来場するはずだったが、姿を見せることはなかった。しかし遅刻したというわけではなく、衣装のトラブルを最後まで解決できず、最前列の席に座ることができなかったようだ。
「ビヨンセはショーの会場で深刻な衣装トラブルに見舞われていた。ドレスが背中まで裂けてしまい、他に着る服を捜しにバックステージへ走っていった」とある関係者が米Us Weekly誌で明かしている。
親友のグウィネス・パルトロー（Gwyneth Paltrow）のほか、リース・ウィザースプーン（Reese Witherspoon）、エイミー・アダムス（Amy Adams）らがコートフロントやセンターに陣取っていたが、ビヨンセはショーを丸ごと見逃してしまった。5分未満という典型的なショーだったが、全力を尽くしてもドレスを時間までに直すことはできなかったようだ。
「バックステージの人たちは時間内に直すことができず、彼女はショーを見逃すほかなかった。ビヨンセは気まずい思いをしていたが、大騒ぎすることはなかった」と関係者は続けた。
コレクション発表後、再び姿を見せたビヨンセは、夫でラップ歌手のジェイ・Z（Jay Z）と共に写真撮影に応じた。2014年春コレクションのドレスに着替え、いつも通り見事な姿を披露。ブラック・クリスタルでモザイクをあしらったドレスは太ももを大胆に見せ、ボトムをレーストリムで仕上げたシアーのフロアレングスのスカートにシアーのスリーブという組み合わせだった。
本物のプロであるビヨンセは、サービス精神たっぷりにポーズを取り、満面の笑みを浮かべて不運なアクシデントを吹き飛ばしていた。トムのショーを見逃したとはいえ、彼と一緒に撮影もしていた。
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