米TVシリーズ「glee/ グリー 踊る♪合唱部!?」で知られる俳優のクリス・コルファー（Chris Colfer, 24）がドラマの撮影を終え、万感の思いにひたっている。
クリスは2009年から米Foxが放映する同ドラマでカート・ハメルを演じてきた。キャスト陣は21日、フィナーレとなるシーズン6の撮影を終了。クリスは最後に「カット！」の声を聞いたときの仲間たちの様子を語っている。
「もう大変だった。昨夜撮影を終えたばかりで、みんな本当に大泣きだった」とクリスは22日にあったアカデミー賞（R）授賞式のアフターパーティーで、エンターテイメント情報サイトET Onlineに明かした。「こんなに感情的になるとは想像もしていなかったけど、すごく感情的だった」
クリスにとって「glee」は初のTV出演作で、この間に多くを学んだという。しかし経験をたくさん積んだとはいえ、もう二度とウィリアム・マッキンリー高校のセットに戻ることはないという現実を受け止められないようだ。
「ドラマに最後まで出演したのはこれが初めてなんだ。だからシリーズが僕の名前付きで終了するのは本当に面白い」とクリスはつけ加えた。
クリスは21日に撮影が終了すると、すぐに写真をInstagramにアップ。この写真にはキャスト陣が数々の名曲を熱唱し、ドラマに何度も登場した講堂が、無人の状態で写っている。
「これでおしまい！ 『glee』シーズン6、最高のキャストとスタッフ。そして家族」とクリスは書き添えている。
最終シーンの撮影後にソーシャルメディアで感想を語ったのはクリスだけではない。レイチェル・ベリーを演じたリー・ミッシェル（Lea Michele）もセットで撮った写真を公開し、ドラマの終了後は何をしているのか明かした。
「『glee』が終わったら、ベッドに寝そべって休むですって？ お断りよ…。それなら登山でもしたほうがマシだわ！」とリーは22日に書き込んだ。
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