大ヒット公開中の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られるダコタ・ジョンソン(Dakota Johnson, 25)が、第87回アカデミー賞(R)授賞式の会場で母で女優のメラニー・グリフィス(Melanie Griffith, 57)と気まずいやり取りをする一幕があった。
ダコタはメラニーと俳優のドン・ジョンソン(Don Johnson)を両親を持ち、E.L.ジェイムズ(E.L. James)による官能小説を原作とした『フィフティ・シェイズ』で初主演を果たした。
ダコタはオスカー授賞式のレッドカーペットに母メラニーと一緒に登場。しかし母が米ABCのジャーナリスト、ララ・スペンサー(Lara Spencer)から『フィフティ・シェイズ』を観たかと質問されると、親子の間に気まずい空気が流れた。
「観るとは思わないわ。変な感じがするから」とメラニーが答えると、ダコタはすぐに割って入り、作品をかばった。「いいえ、そんなことない。大丈夫よ。いつかは観られるはずだわ」
ララは緊張をほぐそうと、見え見えな調子でダコタの演技をほめた。しかしこの助け舟は裏目に出てしまったようだ。
「娘は本当に良い役者よ。その演技のうまさを再確認するために、あの映画を観る必要はない」とメラニーが答えた。するとダコタはキレた様子で「ならいい、観なくてもいいわ。どうせ感想は『やめてー!』だもんね」
エロティックスリラー作『フィフティ・シェイズ』は、ダコタがかなり性的な描写に挑戦するシーンも多い。しかしダコタは母の目に耐えられないほど異常ではないと考えている。
「問題ないわ。映画だってことは母も知っているから」とダコタは話している。
メラニーはあきれた顔を見せたものの、娘の出演作を観る時間を作るつもりになったようだ。
「どうしてもと言うんなら観るわ」とメラニーは返事をしている。
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