GLAM Editorial

2015.02.21(Sat)

故マイケル・ジャクソンの長女パリス、ネバーランドを心のリハビリ施設に転用?

パリス・ジャクソン

 故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)さんの長女パリス(Paris, 16)が、父が生前暮らしていた「ネバーランド」を「心の平穏」のために利用することを決めた。

 パリスはマイケルさんとデビー・ロウ(Debbie Rowe)の間に生まれた。マイケルさんはそのキャリアの大部分を、遊園地を併設したネバーランドで暮らしたが、2009年に急死した後、施設をは荒れ果てた状態になっていた。

 しかしここへ来て、パリスはネバーランドを定期的に訪れ、「グリーフセラピー」(悲嘆治療)施設に変えたと報じられている。禅をテーマにした庭を造り、父が好きだった、ピーターパン風の人物が上弦の月に座っている絵をその中央に彫り込んだらしい。

 「ここを心の平穏を得る場所として利用している」とある関係者は米National Enquirer誌に語っている。

 マイケルは児童虐待疑惑で無罪となった後、2005年にネバーランドを去ったが、2009年まで管理権を手放すことはなかった。パリスはマイケルさんの死と生活環境に折り合いをつけることに苦しみ、鎮痛剤のモトリンを過剰摂取し、両手首を切りつけて自殺を図ったとも伝えられていた。

 しかしネバーランドに戻ったパリスは、父親の存在をもう一度そばに感じられるようになったようだ。

 「弟たちよりも多く行っている」と関係者は続けた。「子どもの無邪気さを失わないでというマイケルの教えを思い返している。たとえ家族であったとしても誰かに利用されないで、弟たちの面倒をみることも」

 マイケルさんは死の直前、ネバーランドの管理権を米不動産投資会社コロニー・キャピタルに渡した。同社は7,500万ドル(約89億円)で売りに出している。しかし特別な思い出にあふれた施設を失ってしまうと、パリスが大ショックを受けるのはまちがいない。

 「他の誰よりも、ネバーランドを失うことでパリスが傷つくのは明らかだ」と関係者はつけ加えた。「ネバーランドに入れる間に、自分のものにしたと主張する物がいくつもあり、庭もその一つだ」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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