今月はじめ、ボーイズグループ、ワンダイレクション（One Direction）メンバーの超人気アイドル、ハリー・スタイルズ（Harry Styles）が自身の21歳の誕生日を祝って米国で催したパーティーには、人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne、22）やケンダル・ジェンナー（Kendall Jenner、19）なども出席して大いに盛り上がったが、これらの若手スターたちに交じって、かなり年長でおられる英国の元プロサッカーのスーパースター、デヴィッド・ベッカム（David Beckham）もお祝いに駆け付け、ファンを驚かせてすっかり話題をさらっていた。
しかし、これに対してデヴィッドの妻で人気デザイナーのヴィクトリア（Victoria Beckham）は、あまり良い顔をしていないのだとか。
「むかしはヴィクトリアも、デヴィッドと一緒に、よくそういった遊びのお付き合いに出歩くことも多かったのですが、近頃は彼女もフルに働いている上に、子育てのほうにも手を抜きません」と、ある情報筋が英誌new!に対して説明している。
「それは、むろん彼女自身が望んでいることではあります。ヴィクトリアには、自分たちはもう始終派手な遊びに出歩く年齢でもなかろうという想いがあるのですが、デヴィッドのほうが、いまだ独身であるかのように、そういうノリノリなパーティーに出かけたがるので、もっと大人になってもらいたいと思っているようです。彼女は、デヴィッドのことを深く信頼してはいますが、まだガキと言っていいハリーと一緒にパーティーで盛り上がっているデヴィッドが、他人に間抜けに思われないかと心配しているんですよ。ハリーの、やんちゃな遊び振りのことは、ヴィクトリアも知っていますから」
ヴィクトリアとデヴィッドには、ブルックリン（Brooklyn）、ロメオ（Romeo）、クルーズ（Cruz）くんという3人の息子と、娘ハーパー（Harper）ちゃんと、合わせて4人の子供がいる。
もっとも、デヴィッドが子供たちの尊敬に値する立派な父親であることは疑いのないところ。デヴィッドは、このたびUNICEFと組んで立ち上げたばかりの、恵まれない世界の子供たちを支援する新しい慈善チャリティ事業に、自分の子供たちと一緒に力を注いでいくつもりだ。
「この事業には、自分の子供たちに一緒に関わっていくよ。無理矢理にでも、ぼくが関わらせるつもりだ」と、そのチャリティ事業の記者発表の際にデヴィッドは冗談めかして語っていた。
「いや、実のところ、子供たちのほうは、この事業について興奮してくれているし、今日ぼくが発表する事業の意義も理解してくれている」
「ぼくは、まず何よりもひとりの父親であり、ひとりの夫なんだ。4人のすばらしい子供に恵まれて、彼らが健康であることに感謝している。子供たちは、これまでぼくがUNICEFの親善大使として行ってきた仕事をよく分かってくれているよ。特に、一番年長のブルックリンは、いくつかの国でぼくの活動を実際に目にしてくれているしね。ぼくは自分のしていることを、子供たちに対して誇りに思っているし、彼らも誇りに思ってくれていると思う」
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