米スポーツ・イラストレイテッド誌の水着特集号にプラスサイズのモデルとして初めて起用されたロビン・ローリー（Robyn Lawley, 25）が、実は同誌の撮影時に妊娠していたことを明かした。オーストラリア出身のロビンは、長年の恋人エヴェレスト・シュミット（Everest Schmidt）さんとの間に授かった第１子を妊娠している。撮影が行われた時はすでに妊娠初期だったロビンだが、本人はそれに気づいていなかったらしい。「撮影当時は妊娠の第１三半期だったのに、私はそのことにまったく気づいていなかったの。すごく疲れるし気分も良くなかったから、そうかもしれないと思っていたけれどね。あの時は、とにかく疲れたわ」と、ロビンはfashionista.comのインタビューで告白している。「当時は編集者も妊娠7ヶ月だったのよ。妊娠すると食べ物をまったく受け付けなくなるんだけれど、私の場合は食欲がなくなることなんて滅多にないから、何か変だと思ったわ」。
プロ意識を発揮して撮影を乗り切ったロビンだが、同誌の水着特集号に起用された初のプラスサイズ・モデルと呼ばれることには抵抗を感じているようだ。「前から思っていたんだけれど、そういうのって名ばかりの平等主義みたいな感じよね。スポーツ・イラストレイテッド誌は創刊当初の60年代とか70年代に、ふくよかな女性たちを起用していたのよ。彼女たちはセクシーだったし、私はそういう女性たちに好感を持っていたの。モデルとして私が目指しているのは、ああいう女性たちなのよ。でも、モデルの仕事を始めた頃は私もスリムになろうとしていたわ。だって、ファッション界ではそれが当たり前だったから」と、ロビンは話している。
スポーツ・イラストレイテッド誌は、グラマラスなボディで人気を集めているケイト・アプトン（Kate Upton）を昨年の水着特集号に起用した。グラビアを飾ったケイトの姿を見たロビンは、「私も水着特集号のモデルになれるかもしれないと思った」と告白している。「ハイディ・クラム（Heidi Klum）などのモデルたちは、みんなサイズ６から８ぐらいの体型だけれど、私のサイズは12なの。でもケイトはほかのモデルたちよりふくよかだったから、私にもチャンスがあるかもしれないと思ったの。実際に水着特集号のモデルに起用されることになって、本当に嬉しかったわ」。
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