GLAM Editorial

2015.02.09(Mon)

ロード、毒舌という自分の評判に意義あり!

Lorde

2013年のデビュー曲『ロイヤルズ』が大ヒットして以来、ポップスに新風を吹き込んでいるニュージーランドのシンガーソングライター、ロード(Lorde、18)は、同僚ミュージシャンや音楽業界に対して、歯に衣を着せぬ発言でも何かと話題になることが多い。

しかし、“怒れるゴスロリ”という彼女の評判には、本人はいささか納得がいかないようだ。

「出鱈目よ。実際に会えばわかるけれど、わたし、まったく怖いひとじゃないから」と、英国版Elle誌に対してため息をついたロード。

「変に取られることを、少し言い過ぎたのかな。グラミー賞の時にマイリー・サイラス(Miley Cyrus)と目が合ったのだけれど、こちらを見て微笑んでくれなかった」

肌の露出が多いマイリーの衣装についてのみならず、ロードが自身の“意見”を口にしたことのあるスターミュージシャンたちは数多いが、ロードとしてはそれぞれのアーチスト自身を批判しているのではなく、ポップ音楽業界には性差別的な基準があることをただ指摘しているのだという。また、18歳という自分の年齢により、自分の言うことをあまり真剣に受け取ってもらえないのには不満があるという。

「わたしって、自分の友達を観察するのが、もうそれこそ名人の域になっているのだけれど、わたしたちの年齢の頃の、そりゃ感情的にも何かと難しいことの多い状況の中で、頭を使って、社会的にも間違えない道を上手に歩んでいるのだから、みんなすごいものよ。こんなに頭がよく働いて、他のひとが見ていても興味深い年代って、他にはないのではないかしら?」

有名になったことで、少しだけ自分が変わったこともあると、ロードは認めている。

「以前なら、たいてい“糞くらえ”で済ませていたことも、柔軟になることを間違いなく覚えたわ。自分にとって、何がステキでカッコ良いか、わたしはすごくこだわりを持っているのだけれど、いまは自分と一緒に仕事をしてくれるひとの数がすごく多くなり、それも世界中にいるわけで、そのひとたちにも、ちゃんと気配りをしないといけないから」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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