GLAM Editorial

2015.02.06(Fri)

ロザムンド・パイク、人殺しの役作りでブタの死体を練習台にしたと仰天告白!

ロザムンド・パイク

 英女優のロザムンド・パイク(Rosamund Pike, 36)は、『ゴーン・ガール』で暴力シーンの撮影に挑戦するのが「心配」だった。

 ロザムンドはギリアン・フリン(Gillian Flynn)の同名ベストセラー小説を原作とした同作で主役のエイミー・ダンを演じている。しかしアカデミー賞(R)主演女優賞にノミネートされた実力をもってしても、複雑なキャラクターであるエイミーの役作りは簡単なものではなかった。

 特にあるシーンでロザムンドはデジー・コリンズに扮するニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris)と暴力的なシーンを演じる必要があった。彼女はあらゆる努力を惜しまず、このシーンの撮影の準備に全力を注いだ。

 「アクションシーンみたいに荒っぽい撮影では、どんなものでも必ず心配になる」とロザムンドは映画情報サイト「Collider」で語っている。「ニール・パトリック・ハリスとわたしは、暴力シーンをする必要があったの。そういうシーンで演技するには、ある程度の正確さというものが必要になるわ」

 「人のノドを切り裂くには、どのくらいの力がいるのか想像もつかなかった。それで屠殺場に行って、ブタの死体にカッターナイフで切りつけてもいいかどうか聞いたの。どんな感触なのか知りたかったから」

 ロザムンドはエイミー役で出演が決まる前から原作の大ファンだった。映画化の企画で最初に興味をおぼえたのは、エイミーの複雑な性格だったという。というより、エイミーを演じることは長年の夢でさえあったようだ。

 「あんなキャラクターを演じたいというのは、どんな女優にとっても夢だわ」とロザムンドは話している。「役者として、『演じるには実力が足りない。手を伸ばし、その可能性をつかみたいとどれほど願っても、届くはずがない』と思うもの。でも反対に、家に帰ると『やりたいことは何でもできる。これはかなり極端なキャラ。彼女はどんなものでも抑えることができない女性というキャラ』と思うの」

 「彼女は極端。ええ、これは殺人女の映画だけど、ある意味、すごく力づけられるものでもある。あらゆる筋肉を駆使して、考えたことのある、すべてのクレイジーな考えを利用して演じることに意義があるの」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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