GLAM Editorial

2015.02.05(Thu)

殺人罪で起訴されたヒップホップ界の大物シュグ・ナイトが無罪を主張!

シュグ・ナイト

 殺人罪で起訴された音楽プロデューサーのシュグ・ナイト(Suge Knight, 49)が、無罪を主張した後でパニック発作を起こし、緊急搬送された。

 ヒップホップレーベル「デス・ロウ・レコード」の共同創立者でもあるシュグは先週、自身の自動車で男性2人をひいた容疑で逮捕され、殺人や殺人未遂などの罪で起訴された。俳優のクレ・「ボーン」・スローン(Cle "Bone" Sloan, 55)は死を免れたものの、友人のテリー・カーター(Terry Carter)は死亡した。

 しかしシュグは無罪を主張したその直後、法廷の隣にある拘置エリアに戻されて胸の痛みを訴えた。救急車が駆けつけて病院に搬送されたが、原因は心臓ではなく神経だとみられている。

 テリーに対する殺人とクレに対する殺人未遂に加え、シュグは1月29日にカリフォルニア州コンプトンで発生した同事件で、ひき逃げ致死とひき逃げ致傷でも起訴されている。また、200万ドル(約2億3,600万円)の保釈金は、シュグに逃走の危険があり、証人を脅迫する可能性があると裁判所長官と当局側が同意したため取り消された。

 警察の調書によると、シュグは宿敵であるクレめがけて「車で突っ込み」、テリーを巻き添えにしたという。シュグは現場から逃走したが、同月30日に逮捕されると、「混乱」してケガ人が出たのは気づかなかったと主張したようだ。

 殺人罪で有罪が認められれば、シュグには終身刑が言い渡される。しかし過去にも受刑歴はあり、ラスベガスのホテルでラッパーの故2PAC(2パック/本名:トゥパック・シャクール, Tupac Shakur)と共にライバルを暴行し、約5年間を塀の中ですごした。この暴行事件は1996年、ラスベガス・ストリップの東側でシュグの車に乗っていた2PACが死亡した銃撃事件の直前に起きている。

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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