GLAM Editorial

2015.02.03(Tue)

ケイティ・ペリー、スーパーボウルのハーフタイムショーをジェレミー・スコットがデザインの衣装で4度の早変わり!

ケイティ・ペリー

米アリゾナ州フェニックスで現地時間2月1日に行われた、アメリカンフットボールNFLの頂上決戦である第49 回スーパーボウル。

フィールド上での激闘とともに、華やかなハーフタイムショーも常に関心の的となるが、今年は大人気歌手のケイティ・ペリー(Katy Perry、30)が、盟友のデザイナー、ジェレミー・スコットがすべてデザインした4つの衣装に次々と着替えながら熱唱して、米プロスポーツ界の大イベントを盛り上げた。

まず赤、オレンジ、黄色のアンサンブルを着て、肩には3Dの炎を燃えあがらせるという出で立ちでオープニングナンバーの「ロアー(Roar)」に臨んだケイティ。足元は、スワロフスキのクリスタル12600個をあしらった「ラデュカ」(LaDuca)のブーツ。

ケイティの次なる衣装は、浜辺で遊ぶビーチボールをモチーフにしたホルターネックのビスチェと合わせのスカート。

デザインしたジェレミーによれば、この日のケイティの衣装に関する最終決定権は、実は彼にもケイティにもなかったという。

「どの衣装も、リーグが細かくチェックして承認を受けなければいけなかった。これって、すごくない?」と、試合の事前にジェレミーはElle誌に対して語っていた。

ケイティの3つ目の衣装は、フロントは「49」という数字、背中にはケイティの名前を記した、ジェムを散りばめたオーバーサイズのジッパー付きフッディ。

そして、最後には星々が玉虫色に輝くシルバーのガウンを身にまとい、ケイティはこの日のパーフォーマンスを締めくくった。

「モスキーノ」(Moschino)のクリエイティブ・ディレクターを務めるジェレミーであっても、自分が思い描くそれぞれのルックを、ステージ上での早変わりに対応して創り上げるのはひと仕事だったようだ。

「ロシアのマトリョーシカ人形のように組み立てていかなければいけなかったんだよ。ひとりのパーフォーマーに4つの衣装というのは、限界まで突き詰めることだからね。特に、最初の炎の衣装が、カリフォルニアガールにサッとどう変わるかを考える必要があった。上の衣装の下に、うまく次の衣装を嵌め込まなければいけないからね。ブラとパンティが着心地悪くならないためだけの着付けもしたぐらい」と、ジェレミーは打ち明けた。

「リハーサルでは、炎の衣装から次に着替えるのを10秒にまで短縮していった。レザー地のものを10秒で脱ぐというのは、これは大変。だから、ダンスと歌のリハーサルであると同時に、すべてがちゃんとうまくいくかチェックしていく、ファッションショーのリハーサルのようなものでもあったんだよ!」

(C) Cover Media

※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。

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