俳優のヴァル・キルマー(Val Kilmer, 55)が先週、喉から出血が見つかって緊急搬送されていたことが分かった。喉に腫瘍ができた疑いで治療を受けたようだ。
芸能情報サイトTMZによると、1月26日に通報を受けた救急医療隊がマリブの自宅に駆けつけたという。『トップガン』などで知られるヴァルが喉から出血しているという通報があり、サンタモニカのUCLAメディカルセンターに搬送されたともTMZは同29日につけ加えた。
ヴァルは手術を受け、現在は回復に努めているようだ。
ヴァルは1月16日、息子ジャック(Jack, 19)と共に米NBAクリッパーズの試合を観戦する姿を目撃された。黒いスカーフで喉を覆っていたという。
さらにTMZは、ヴァルが緊急搬送されるまで症状を放置したことに家族は怒っているとも続けた。2児の父でもあるヴァルは昨年10月、以前住んでいた賃貸物件の家主を訴えた少額訴訟裁判に出廷しており、喉のトラブルの兆候はその時に現れていたようだ。『バットマン フォーエヴァー』で主人公を演じたヴァルは判事に対し、舌が腫れているのでしゃべることができないと伝えている。
バスケットボールの試合を観戦したとき以外、ヴァルはここ数ヶ月、ほとんど公の場で姿を見せていない。SNSサイトでも沈黙が続き、最後にTwitterでつぶやいたのは12月22日、亡くなった歌手のジョー・コッカー(Joe Cocker, 70)に追悼メッセージを送ったときだった。
ヴァルの広報担当者は緊急入院についてコメントしていない。
(C) Cover Media
※写真と記事は必ずしも関連するとは限りません。